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2016年度 東京学芸大学 A類家庭専修 B類家庭専攻 小論文 模範解答

2016年度 東京学芸大学 A類家庭専修 B類家庭専攻 小論文 模範解答

 


1.
グラフから分かることは、大きく二つある。第一に、1970年の第1階級と第5階級のエンゲル係数の差は10.1%であったのに対し、2010年の第1階級と第5階級のエンゲル係数の差は、5.3%であり、高所得者層と低所得者層のエンゲル係数の差がこれまでに縮まってきたことがわかる。
第二に、2000年以降はエンゲル係数の変化が鈍化しているということである。というのも、1970年から1990年までは、階級にかかわらず、エンゲル係数は減少傾向が見られる一方で、2000年から2010年にかけては、いずれの階級でもエンゲル係数の変化は、20%前後で停滞しているからだ。

2.
エンゲル係数は、家計の消費支出に占める飲食費の割合を示し、一般に、エンゲル係数の値が高いほど生活水準は低いとされる。というのも、食費は生命維持の関係から嗜好品に比べて極端な節約が困難とされるからだ。それでは、エンゲル係数についてこうした理解にもとづいた場合、グラフについて上記のような二つの特徴が見られるのはなぜだろうか。
第一の特徴である、各階級におけるエンゲル係数の差異の縮減化の理由は、我が国において高度経済成長期からバブル景気等の好景気時期を経るあいだに、国民の所得が増加し、いずれの階級においても国民の生活水準が向上したからだと考える。つまり、所得が増加するにつれて、所得に対する食費の割合が相対的に減少しため、各階級のエンゲル係数が現在の20%台の水準にまで低下したと考えられる。
第二の特徴である、2000年以降にエンゲル係数の変化が鈍化した理由は、バブル崩壊後の経済成長の低迷や、リーマン・ショックによる金融危機が日本経済の大幅な景気後退につながり、国民の所得の増加が停滞したためだと考えられる。というのも、経済成長の低迷による収入の伸び悩みや減少が生じても、家計における食費は減らすことができないため、エンゲル係数の下降には歯止めがかかってしまったと言えるからだ。

 


子どものしつけにおいては、ある期間や年齢までは、保護者が子どもにいろいろな注意やアドバイスを行い、子どもが社会や生活空間において取るべき行動や言動を示すことが大切である。たとえば、公共の場で大きな声を出さないことや、人に会ったら挨拶をすること、早寝早起きを習慣化し、十分な睡眠時間を取ることなど、子どもにその都度細かい指示やアドバイスを与えることによって、子どもをしつけ、子どもに対してどのような振る舞いや行動をするべきかを示していく必要がある。
しかし、一定程度まではそうした指示やアドバイスを繰り返し与え、子どもが社会生活を営む基礎を身につけることができたならば、その後は、そうしたしつけをやめることが必要になる。それゆえ、しつけをやめることがしつけを「はずす」ことだと考える。なぜなら、子どもが多様な場面で自立的に行動できるように、子ども自身にどのような行動をするべきか、考えさせることが重要だと考えるからだ。また、いつまでも子供に指示を与え続けているだけでは、子どもは自分で考えることなく大人の言うことだけを鵜呑みにしたり、指示を待つだけの人間になってしまう恐れもあるからだ。さらには、早起きなどの生活習慣の形成においては、毎朝、適切な時間に起きることをいつまでも保護者が子どもに指示をしたり、子どもを起こすことをしていては、子どもの自立を妨げることになると考えるからだ。したがって、着物の縫い付けと同様に、子どものしつけにおいて、一定の型や形ができあがったら、その後はしつけをやめて、個別具体的な場面において、子どもがどのように振るまうべきか自分で考え、自立することを促していく必要があると考える。
以上より、しつけを「はずす」ことが重要な意味を持つのは、この「はずす」ことが子どもの自立を促す契機となるからである。したがって、いつまでもしつけを続けるのではなく、適切な時期にしつけを「はずす」ことが必要になると考える。

 

 

 

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